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2003年9月号 |
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ダウンタウンおすすめスポット その3 デンバーの皆様、お元気ですか。うりです。
ワインクープ・ブリューイング・カンパニー(Wynkoop Brewing Company) コロラド最古の醸造所であり、煉瓦造りのお洒落なこのレストランは、現在のデンバー市長、ヒッケンルーパー氏がオーナーとして有名です。ビールもさることながら食事も美味しく、ビリヤードホールや劇場、200人以上収容可能なプライベートルームまで所有していて、毎日沢山の人々で賑わっています。 現在は日替わりで毎日11種類以上のビールが用意されていますが、どれを飲んだら良いのか迷ったら、先ずはサンプラー(Sampler)で味をテストしてみると良いでしょう。サンプラーはショットグラス大のサイズが1杯$1ですが、グループで来ている場合など、パイント(0.47リットル)サイズを頼む前に、各自好みのビールが選べて便利です。ちなみに1パイントは$3.50ですが、ハッピーアワーの夕方6時までは、1パイント$2.50で出来たてのビールが楽しめます。 ここでの私のお気に入りは、Wixa Weissと言う麦ビールと、赤い色の綺麗なRailyard Aleです。Wixa Weissは濁った黄色で、レモンのスライスを入れて飲む、酵母の味が非常に強いビールです。かなり好き嫌いの分かれるビールですが、1度好きになるとクセになる味です。Railyard Aleはワインクープの1番人気と言っても過言では無いビールで、ちょっと大きな酒屋さんなら瓶入りを買い求める事が出来ますが、あたりまえながら出来たてのビールはその数段も格別に美味しいです。 ワインクープの新鮮なビールを飲みながら何かをつまむなら、アーティチョークとパラメザンチーズのディップ(Artichoke & Parmesan Cheese Dip, $6.50)をお勧めします。マヨネーズがベースのディップにチーズとアーティチョークが入っていて、緑の葱が彩りを添えています。それをこの店名物のビール酵母で作られたパンにつけて食べます。一般にアメリカのパンは不味いと言いますが、このパンはしっとりとしていて非常に美味です。つまみとしてはかなりの量なので、2〜3人で食べる位が丁度良いと思います。
デンバー美術館の南側に位置するこのパブは、英国旗や看板以外は一見普通の家に見え、中のムードもとても家庭的で、イギリスやアイルランドを訪れた事のある方ならば懐かしい雰囲気にノスタルジアを感じる事でしょう。 この店でつまみとしてお勧めなのは、何ていってもチップス(Chips)。単品としてメニューに載っていませんが、ひと皿$2程でチップスのみのオーダーも出来ます。ちなみにチップスとは英国名で、アメリカでのフレンチフライ、日本で言う(ファストフードの)ポテトです。この店のチップスは、皮付きのジャガイモをそのまま細く拍子木切り、油でじっくり揚げた物で、ジャガイモ本来の味が楽しめとても美味しいです。勿論ここのFish & Chips($7.45)も、あぶり焼きにされた鮭とチップス、そしてサラダと、満足される事間違い無しの一品ですが、なにせつまみとしては量が多いので、ここのビールに合うのはやはり、テーブルの上に置いてあるビネガーを振り掛け、塩をまぶしたチップスでしょう。 そして前述した通り、モルトウイスキーの種類も豊富なので、そちらのファンの方々にはたまらないパブと思われます。雰囲気もワイワイガヤガヤと楽しく、ちょっと位羽目を外してもここの店内では許されると思われますが、1歩外に出るとデンバー警察本部が隣りの店舗なので、どうぞ飲みすぎには十分ご注意下さい。 ロックボトム・レストラン&ブリューリー(Rock Bottom Restaurant & Brewery)
ダウンタウンのロックボトムには常時7種類のビール(1パイント$3.75)があり、初めて来店の際はやはりサンプラー($5.95)を頼むと、7種類全てのビールを試す事が出来て便利です。その中でも特に、タイタニックの生還者、モリー・ブラウンにちなんで名づけられたMollyユs Titanic Brown Aleは、モルトの味の強く色の濃いなめらかなエールで、2001年に銀メダルを受賞した事もあるそうです。しかし食事をしながら飲む時は、白ワインに口当たりがとても良く似たLumpy Dogが、魚料理やパスタ等にとても良く合いお勧めです。 ビールを楽しみながら何かをつまむなら、イカのフライ(Pub Calamari, $8.50)を頼むと良いでしょう。パン粉を使って揚げてあるこの前菜は、サックリと柔らかい小イカのイカリングが大皿一杯に出てきます。備え付けの2種類のソースも合いますが、レモンを絞って塩を振ったのみで食べてもとても美味しいです。 ここの店舗の中にはギフトショップもあって、グラスやTシャツ等の他に、出来たてのビールも売っています。日本へのお土産にするとなると少々難しいと思いますが、値段も大瓶1本$2.95と手頃なので、ここに立ち寄った際何本か買い求めておくと、ご自宅でもお気軽に地ビールが楽しめます。 今回は以上ですが、ロッキー山脈に恵まれたコロラド州には、その美味しい水で造られたビールを楽しめる醸造所が沢山あります。ご紹介した3店舗は、私自身さまざまな思い入れのある場所です。同僚が転職した時や、1週間の疲れを癒す週末など、私の心の休まる空間でもあります。皆様にも是非、コロラドの醸造所を訪れて、色々な思い出を作って頂きたいと思います。そして、もしここを離れる事になって、またご来州頂けた際、苦い思い出も甘い思い出も、また味わうビールと共に、感じて頂けたら醸造者各位の本望に思われます。 (値段は2003年9月現在、税抜きの表記となっております。ご了承下さい。) ご意見、ご感想はDenver Japanまでどうぞ。 |
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